新工場の外観イメージ
エイチワンは14日、三重県亀山市の亀山・関テクノヒルズ工業団地に生産拠点を新設すると発表した。自動車骨格部品を製造する。投資額は約180億円。竣工は2027年9月で、操業開始は同年11月を予定する。併せて同日、さいたま市大宮区内で本社を今年12月に移転すると発表。グローバル本社としてのインフラを拡充し、業務の効率化やオープンイノベーションの推進などにつなげていく。
新工場は地上2階建て。敷地面積は約5万8千平方㍍で、延床面積は約2万2千平方㍍。12月に土地の取得を行い、着工は26年7月を予定する。
工場の新設は、生産構造改革に向けた施策の一環。ロボットの活用などにより、工程内の自動化・省人化を図るほか、再生可能エネルギーを積極的に活用して環境負荷の低減を目指していく。
これらの拠点新設や移転に伴う、26年3月期の連結業績に与える影響は軽微としている。
新本社の所在地は、埼玉県さいたま市大宮区桜木町一丁目195―1大宮ソラミチKOZ11階。