日本自動車輸入組合(JAIA、ゲルティンガー剛理事長)が10日発表した2025年上期(1~6月)の中古輸入車の登録台数は、前年同期比4.3%減の27万5716台となり、2年ぶりに減少した。昨年の同時期は一部メーカーによる新車の供給制約で納期が短い中古車の販売が旺盛だったが、新車の納期が正常化したことで中古車需要が一服したもよう。国産車を含めた全体の中古車登録・届け出台数と比べて減少率が大きかった。
主要ブランド別の登録台数は、メルセデス・ベンツ(MB)が同2.0%減の5万8734台、BMWが同2.8%減の5万4347台、フォルクスワーゲン(VW)が同15.1%減の2万4685台、アウディが同11.8%減の1万9881台。
6月は前年同月比1.6%増の4万6903台となり、8カ月ぶりに増加した。