日本自動車販売協会連合会(自販連、加藤敏彦会長)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協、赤間俊一会長)が14日発表した2025年4月の中古車登録・届け出台数は、前年同月比0.7%増の54万4174台で3カ月ぶりのプラスとなった。1月以降、4カ月連続で新車販売台数(軽自動車を含む)が前年を上回っている。新車の代替が進んだことで、下取りや買い取りの発生が増え、中古車の小売りにもつながったとみられる。
自販連が公表した4月の中古車登録台数は、同0.6%増の30万460台で3カ月ぶりに前年超えした。乗用車は25万8904台で前年同月を若干下回ったものの、貨物車が同2.0%増の3万2049台でカバーした。
全軽自協がまとめた4月の届け出台数は、同0.8%増の24万3714台で2カ月連続のプラス。乗用車は同0.6%増の19万4783台、貨物車は同1.5%増の4万8931台だった。