日本自動車販売協会連合会(自販連、加藤敏彦会長)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協、赤間俊一会長)が11日発表した5月の中古車登録・届け出台数は、前年同月比3.7%減の50万6139台となり、2カ月ぶりに前年を下回った。前年同月が一部メーカーの認証不正問題に伴う新車不足によって中古車の需要が高まっていたため、反動減が生じたとみられる。

 自販連が公表した5月の中古車登録台数は、同3.9%減の28万8282台で2カ月ぶりのマイナス。乗用車は同4.2%減の24万9809台、貨物車は同1.7%減の3万967台でともに前年を下回った。

 全軽自協がまとめた5月の届け出台数は同3.6%減の21万7857台となり、3カ月ぶりに減少した。車種別では、乗用車が同3.4%減の17万3307台、貨物車が同4.2%減の4万4550台だった。