同意なきTOBに踏み切ったニデックの会見

日本の自動車部品メーカーに対するTOB(株式公開買付け)の動きが相次いでいる。事業環境が大きく変化する中、TOBで事業領域を広げたり、再編により競争力のさらなる強化を図る狙いだ。経済産業省も「企業買収における行動指針」で、買収提案への検討を促す姿勢を打ち出している。一方で、円安や相対的に安価な時価総額を背景に、海外勢からの買収提案も増加しており、…