適正取引と〝稼ぐ力〟の強化が求められる(イメージ)

2025年春季労使交渉(春闘)で、大手による高水準の回答が中小・小規模(零細)企業の春闘にもジワリ波及している。自動車総連(金子晃浩会長)が20日公表した途中経過によると、中小組合の賃上げ幅が前年比較で大手を含む全体平均を上回った。ただ、電動化や知能化、脱炭素の投資がかさむ中で、高水準な賃上げは経営を圧迫しかねない。賃上げの原資となる適正取引の浸…