政府は21日、企業間取引の適正化に向けた新たな対策を公表した。取引段階ごとに課題を挙げ、下請法(下請代金支払遅延等防止法)の改正と執行強化などでサプライチェーン(供給網)の深い階層にまで適正な取引を浸透させるのが狙い。価格転嫁を阻む各業界固有の商慣習の一掃にも取り組む。24日召集の通常国会に下請法の改正案を提出し、早期の成立を目指す。価格転嫁では…