写真はプロトタイプ
ホンダは、2025年の米国の年間販売を前年比5%増の約150万台とする計画を発表した。「パスポート」や「CR―V」などのSUVを商品改良するほか、新型クーペ「プレリュード」を年末に投入する。ハイブリッド車(HV)やガソリン車を軸にした商品攻勢で電気自動車(EV)投資の原資を稼ぐ。
ホンダブランドで135万台、アキュラブランドで約16万台の販売を見込む。24年はそれぞれ129万1490台、13万2367台だった。150万台の販売計画を達成すれば3年連続の増加となる。ホンダブランドの小型SUV「HR―V」やアキュラブランドの「インテグラ」なども一部改良する。
同社はまた、今年後半にオハイオ工場で生産を開始し、来年前半にもアキュラブランドで販売するEVの名称を「RSX」とすることも発表した。RSXにはホンダの次世代EVプラットフォームや車載OS(基本ソフト)「アシモOS」を搭載する。