低温流動性の改善効果。(左)添加なし、(右)添加あり

三洋化成工業は、植物油や廃食油を原料とするバイオディーゼル燃料の低温流動性を改善する添加剤「ネオプルーバーHBF―101」を開発したと発表した。従来製品よりも低い温度で流動性を確保でき、寒冷地でのエンジントラブルを未然防止する。国内に加え、バイオディーゼル燃料が増えているアジアなどの海外でも販売する予定で、2028年度には300㌧を出荷する計画だ…