カワサキモータース(伊藤浩社長、兵庫県明石市)とパナソニックサイクルテック(PCT、稲毛敏明社長、大阪府柏原市)は29日、電動モビリティを共同開発すると発表した。カワサキが車体を設計し、PCTが駆動ユニットやリチウムイオン電池などを供給する。商品化の時期は明らかにしていない。

 カワサキは現在、前二輪の電動アシスト自転車「ノスリス」やペダル無しで走行できる「ノスリスe」(ミニカー扱い)などのモビリティを販売している。今回の協業で二輪車以外のモビリティのラインアップ拡充を図る。

 一方のPCTはスズキとも協業しており、折り畳み電動モペット「e―PO(イーポ)」の開発を進めている。