デンソーの山崎康彦副社長(右)とJERAの渡部哲也副社長

デンソーは5日、水素製造装置のSOEC(固体酸化物形水電解用セル)をJERAの火力発電所に用いる実証を始めると発表した。同社のSOECを社外に導入するのは初めて。火力発電所で発生する排熱の活用を想定し、高効率な水素生成技術を共同で開発する。1日に共同開発契約を結んだ。まずは電解能力200㌔㍗のシステムで2025年度から実証を開始し、将来的には複数…