BYDオートジャパン(東福寺厚樹社長、横浜市神奈川区)は25日、電気自動車(EV)のセダン「シール」を発売した。四輪駆動「シールAWD」も販売し、全国55拠点の正規販売店で扱う。
外装にはコスモスブラックやオーロラホワイトなど5色を採用し、ドライバーがペダルを踏み間違えた時に加速を抑制する装置や、幼児置き去り検知システムなども搭載して安全性を高めた。価格は528万円、AWDが605万円(消費税込み)。
中国では最廉価版が約15万元(約330万円)で売られている。同社は展示や試乗キャラバンを全国で実施して認知度を高めたい考えだ。