曙ブレーキ工業は、14日に開いた取締役会でドイツ銀行東京支店をアレンジャー(調整役)とするシンジケートローン(協調融資)と自己資金により、借入金490億円を今月末に完済することを決議したと発表した。

 シンジケートローンで借り入れた320億円に自己資金170億円を加えて完済する見通し。また、28日には事業再生計画期間も終了する。

 今回の借入契約締結に伴い、2025年3月期第1四半期決算で約10億円の営業外費用を計上する見込み。