昨年は1000万台近い新エネルギー車(NEV)が売れた(上海市)

日本の自動車部品メーカーが中国戦略の練り直しを迫られている。主要納入先である外資系自動車メーカーが苦戦しているうえ、短期開発や値引きなど従来の〝常識〟が通用しにくいからだ。約300社ともいわれる地場系メーカーは玉石混交で、代金回収や製造物責任などのリスクもある。〝ハイリスク・ハイリターン〟の3千万台市場とどう向き合うか、各社は模索のまっただ中だ。…