ダイハツ工業の奥平総一郎社長は12月20日、認証不正に関する記者会見で「(不正の原因は)開発プロジェクトを短期日程で進めるにあたり、困った時に声をあげられない風土を構築してきたことにある。その結果、プロジェクト推進を優先し、法令やルールを守れない文化が形成された。その責任は経営陣にある」と述べた。
再発防止に向けた執行体制については、「関係当局の指摘を踏まえ、別途報告する」とした一方、「足元の問題についてまずは第一に対応していく。再発防止に向けて道筋をつけることで責任を果たす」と考えを示した。