三菱電機は1日、自動車機器事業を分社化するために設立した新会社の社名を「三菱電機モビリティ」とすることを発表した。

 三菱電機は、収益が悪化していた自動車機器事業の再建を図る一環で、意思決定プロセスを簡素化して迅速な意思決定を行うために同事業を分社化することを決めていた。

 分社化するため、11月15日に資本金100億円で設立した新会社の社名を正式に決定した。同事業は2024年4月1日に移管する。

 同事業の23年3月期の売上高は6218億円で、三菱電機単独業績の23%を占めている。