日本経済団体連合会(経団連)モビリティ委員会を務める日本自動車工業会(自工会)の豊田章男会長は、岸田首相との懇談後に記者団の取材に応じ、「1社1社では未来は作れないが皆が協力してやれば何か道が開けていく、という機運が高まった」と手応えを語った。

また、世界で競争が激化している電気自動車(EV)については、多様なパワートレインで脱炭素化を目指すマルチパスウェイを維持しながら「EVでも勝つためにはどうやっていくか、という話に発展した」と述べ、エネルギー政策やインフラ整備なども官民一体で進めていくことを確認した。