購入したタイヤも対象にするのは輸入車で初めて

 フォルクスワーゲングループジャパン(VGJ、マティアス・シェーパース社長、愛知県豊橋市)は、フォルクスワーゲン(VW)ブランドでタイヤのトラブルに対応する「タイヤパンク補償プレミアム」を開始したと発表した。VWの正規販売店で新車もしくは、新品タイヤを購入した顧客に有償で3年間サービスを提供する。購入したタイヤを対象にするのは、国内の輸入車ブランドで初めてとしている。パンクなどのタイヤのトラブルは珍しくないものの、通常の自動車保険では補償対象外となっている。VGJではこうしたリスクに対応することで、顧客満足の向上につなげる。

 同サービスには新車の納車日、新品タイヤの引き渡し日から14日まで加入可能となっている。個人名義の車両のみが対象で、加入方法はオンラインのみ。決済もクレジットカードに限っている。

 新車用のプランは車種ごとに、加入費用や補償限度額が異なっている。例えば小型車「ポロ」の場合は加入に1万2千円(消費税込み)が必要で、限度額は10万円となる。また、新品タイヤ用も購入総額ごとに内容が異なり、10万円以下であれば加入料が1万2千円(同)で、補償限度額が10万円。それぞれ、補償時には免責費用として3千円が必要。