トヨタ自動車は4日、レクサスの最上級セダン「LS」を一部改良し、16日に発売すると発表した。ラジエーターサポートブレースの追加や、後輪転舵角を拡大する「ダイナミックリアステアリング(DRS)」を四輪駆動モデルに追加するなどし、走行性能や操縦安定性を高めた。月販目標は300台。

 先進安全装備では、最新の「レクサスセーフティシステムプラス」を採用。一般道を走行中に、リスクを先読みしてステアリングとブレーキの操作を行う「プロアクティブドライビングアシスト(PDA)」などを追加した。

 価格はハイブリッドモデルの「LS500h〝バージョンL〟(二輪駆動)」で、旧モデル比13万円高の1542万円(消費税込み)。