中国市場の先行きが懸念材料だ(上海市内)

中国での日本車の販売不振が部品メーカーの業績の足を引っ張っている。2023年4~6月期は車両生産や販売の増加で業績も回復傾向だったが、日系メーカーを主取引先とする企業を中心に中国事業は不振だ。通期見通しでも中国事業を懸念材料として挙げる部品メーカーが多い。反転攻勢を誓う日系自動車メーカーだが、結果が出るのはもう少し先になりそうだ。トヨタ自動車の2…