自動車メーカー9社の2023年4~6月期決算が出そろった。経済活動の正常化や半導体不足の緩和に加え、車種構成の改善や価格改定効果などで9社合計の売上高は前年同期比25・4%増、営業利益は同84・9%増となった。期初に想定していなかった円安の継続も業績を下支えした。この結果、7社が過去最高の売上高を記録し、4社は営業利益も過去最高を更新するなど好調…