日本自動車販売協会連合会(自販連、金子直幹会長)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協、赤間俊一会長)が15日に発表した2023年4月の中古車登録台数は、前年同月を101台下回る51万9100台だった。

 新車の供給制約の改善がみられ始めた登録車は同0・9%増の28万5500台で、23カ月ぶりのプラスに転じた。一方、軽自動車が同1・2%減の23万3600台と2カ月ぶりのマイナスとなり、全体でわずかに前年実績に届かなかった。

 登録車の車種別では乗用車が同0・3%増の24万4421台。このうち、普通車が同3・0%増の14万6866台と伸長したものの、小型車が同3・5%減の9万7555台にとどまった。貨物車は同6・0%増の3万2686台で、普通車、小型車ともに好調だった。バスは同5・9%減の1243台だった。

 軽は乗用車が同0・4%減の18万6650台。貨物車は同4・1%減の4万6950台で、バンが同0・7%減の2万3970台、トラックが同7・4%減の2万2980台だった。