業界の景気回復には、使用済み車の発生台数回復が欠かせない

使用済み自動車の発生台数減少が止まらない。自動車リサイクル促進センター(JARC、細田衛士理事長)が公表した国内における2022年度の使用済み自動車発生台数は、前年比10・0%減の約273万8千台だった。年度実績が分かる05年度以降、過去最低の水準にとどまった。新車の供給遅延により、代替が進まなかったことが使用済み車の発生にも響いた格好。新車市場…