富士経済(菊地弘幸代表取締役、東京都中央区)の「パワー半導体世界市場調査」によると、SiC(炭化ケイ素)製など次世代パワー半導体の市場が2035年には22年比31・1倍の5兆4485億円になる見通しだ。高性能半導体である次世代半導体が23年以降、量産が進む見込みで市場全体が拡大する。パワー半導体は、演算用や記憶用などと異なり、交流を直流に変換した…