充電器などを手がけるジゴワッツ(柴田知輝代表取締役、東京都中央区)は、電気自動車(EV)用の普通充電器「JW―EVSE―3KI」が、日本自動車研究所(JARI、鎌田実所長)認証センターの認証を取得したと発表した。同社によると、ベンチャー企業の取得は初めてという。同製品は2023年度の「クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金」の対象製品となる見込みだ。

 認証を取得した充電器は通信機能を搭載し、アプリケーションでの課金を可能にした。API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)を通じて、充電器の情報取得や設定変更、出力制限が行える。また、ユーザーが利用しているエネルギーマネジメントシステムへの組み込みも可能としている。