合成燃料の使用を条件に内燃機関車の販売が2035年以降も認められることになった欧州だが、内燃機関の存続に向けた道が険しいことに変わりはない。自動車メーカーやサプライヤーのエンジニアが直面する目下最大の課題は、25年7月に導入される「ユーロ7」への対応だ。RDE(実路走行)試験は大幅に強化され、新たに追加されたアンモニア排出抑制への対応も容易ではな…