昨年12月、国連の「生物多様性条約締約国会議」(COP15)がカナダで開かれ、生物多様性を回復するための、2030年までの国際目標が採択された。この会議は、地球上の生物種を保全し、生態系をどう守るかを議論する重要なもので、今回が15回目となる。「COP」というと、気候変動のCOP(気候変動枠組み条約締約国会議)を連想するが、それとは別の国際会議。…