自動車に多く使われる鉄鋼材の脱炭素化が進む

２０２２年の部品業界は、前年に続き、自動車生産に翻弄（ほんろう）された１年となった。２１年と比べると状況は改善しつつあるが、半導体や部品不足は一部でなお続き、自動車生産はなかなか安定しない。サプライヤーの業績は納入先の生産台数に左右されるだけに、ヨロズの平中勉社長は「来年も先行き不透明感が拭えない」と話す。一方で、電動化や二酸化炭素（ＣＯ２）削減…