四輪生産の本格的な回復は来期以降になる見通し

ホンダを主要納入先とする上場部品メーカーの業績が振るわない。2022年4~9月期は、円安ドル高による為替換算の影響で増収となったものの、半導体不足や中国のゼロコロナ政策によるサプライチェーン(供給網)混乱などの影響で、ホンダの四輪車生産台数が想定を下回った。人件費高騰の影響などから米国事業の収益が悪化しているほか、エネルギーなどのオペレーションコ…