スズキは15日、小型車「ソリオ」にストロングハイブリッド車(HV)を2年ぶりに復活して発売したと発表した。2020年に全面改良したタイミングで、マイルドHVとガソリン車のラインアップとしていた。今回、モーターのみでの走行が可能で、より省燃費性能の高いパラレル方式のストロングHVのモデルを追加。ラインアップの拡大で、販売増につなげる。

 ストロングHVのパワートレインは排気量1.2リットルのエンジンに、機械式自動変速機の「オートギヤシフト(AGS)」とモーターを組み合わせた。2つの走行モードを選択できる。駆動用のリチウムイオン電池は容量が6アンペア時で、燃費は22.3キロメートル(WLTCモード)となっている。HVグレード専用色のアルミホイールなども採用し、質感も高めた。

 価格は222万2千円(消費税込み)から。