トヨタ自動車東日本のプロジェクトB主担当員の斉藤貴康(さいとう・たかやす)氏は、「良品廉価」なクルマづくりを掲げるダイハツ工業に2年間出向し、競争力の高い小型車づくりを学んだ。新型「シエンタ」で実践した生産準備期間短縮の取り組みは、ダイハツの出向で得た知見を生かしたという。斉藤氏に新しいコンパクトカーづくりの取り組みについて聞いた。―ダイハツに出…