「走行距離課税」で新たな税金の徴収を目論む財務省が、自動車ユーザーから借りた約6千億円の返済を渋っている。現在の返済額は年間で50億円程度に過ぎず、完済には120年もかかる計算だ。このあおりで存続が危ぶまれていた交通事故被害者の支援事業は、関連法の改正でひと息ついたが、その原資は自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の保険料に上乗せされる形で自動車…