リケン、日ピス両社は公正取引委員会の判断を待ち、新たな経営計画の立案に取り組む

世界的な電気自動車(EV)シフトで、エンジンや燃料系、排気ガス系などの部品を主力とする部品メーカーの将来に向けた危機感が高まっている。こうした中、ピストンリングを手がけるリケンと日本ピストンリング(日ピス)は2023年春に経営統合することで合意した。エンジン関連事業の縮小が避けられない中、エンジン関連で同業同士の経営統合は共倒れとなるリスクもはら…