選挙戦終盤の報道機関の情勢分析は「民主党圧勝」。予想議席数は「300を超える勢い」。投開票の結果は、予想通りだった。有権者の投票行動は、かつては終盤の情勢分析で「優勢」と報じられた政党から「劣勢」の政党に票が流れる傾向にあったが、最近は予想通りか、予想を超える結果が出る傾向にある。たとえば、郵政民営化の是非が争点になった2005年の総選挙。「自民…