マツダは22日、ウクライナに平和と安全が戻ることを願って、平和記念公園(広島市中区)に社員が折った折り鶴3千羽を献納した。工藤秀俊常務執行役員は「平和都市ひろしまに本社を置く企業として、市民として平和への想いはひときわ強い」と述べ、ウクライナの平和を願った。
同社ではウクライナの現況に対し、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に100万 ユーロ を寄付。マツダモーターヨーロッパやポーランドのスタッフがウクライナからの難民に対し食事や仮住まいを提供するなどのボランティア活動を行っていることから、世界中のマツダグループの募金の一部を提供し、活動を支援する。
折り鶴の献納もウクライナに平和と安全が戻ることを願っての活動の一環となる。社員が折ったウクライナの国旗にちなんだ青と黄色の折り鶴を献納した。