牛丼の吉野家は1899年の創業。当時は天ぷらなども提供する店だった。それを牛丼専門店に変えていったのが2代目の松田瑞穂。メニューは牛丼のみという単品経営による効率向上に特化していく◆こうした経緯は「吉野家の経済学」(安部修仁・伊藤元重著)に詳しい。この本が出版された2001年当時は、デフレ経済の真っ只中。牛丼並盛1杯の値段も280円まで下がった。…