マツダは27日、北米向けクロスオーバーSUV「CX―50」の量産をトヨタ自動車との合弁工場「マツダ・トヨタ・マニュファクチャリングUSA」(MTMUS、米アラバマ州)で米国時間18日に開始したと発表した。今春に販売を開始する予定。

 CX―50は、自然の中でも際立つデザインや全車AWD(全輪駆動)を備えた高効率なパワートレイン、オフロードでの高い走行安定性など現地ニーズを取り込んだ。

 量産開始に当たり、向井武司専務執行役員は「マツダの北米ビジネスを成長させる原動力となるモデル。現地の雇用やサプライチェーンの構築を通して地域に根付き、米国における良き企業市民として、皆さまに親しみを感じてもらえる工場づくりを目指す」と述べた。