マツダは16日、北米向けクロスオーバーSUV「CX―50」を世界初公開した。トヨタ自動車との合弁工場「マツダ・トヨタ・マニュファクチャリングUSA」(MTMUS、米アラバマ州)で2022年1月に生産を開始する初のマツダ車となる。

 CX―50はマツダの「魂動(こどう)」デザインを採用し、上質感とSUVに求められる力強さとタフな機能性を融合したモデル。

 ガソリンターボエンジン「スカイアクティブG2・5T」とガソリンエンジン「スカイアクティブG2・5」に、全車「アイアクティブAWD」を組み合わせた。「マツダインテリジェントドライブセレクト」により多種多様な路面でも高い操縦安定性を実現した。ハイブリッドモデルを数年以内に追加する予定。

 16日(日本時間)に行ったオンラインワールドプレミアで、北米事業を統括するマツダモーターオブアメリカ(マツダノースアメリカンオペレーションズ)社長兼CEOのジェフリー・エイチ・ガイトン専務執行役員は「CX―50はマツダの北米市場への強いコミットメントを示すものだ。この商品を通じ、お客さまとの特別な絆をさらに深めていきたい」と述べた。