完成イメージ

 ホンダは6日、中国の武漢市に2024年に立ち上げる電気自動車(EV)専用工場の概要を発表した。40億元(約728億円)を投じて年間生産能力12万台の工場を新設する。EVの生産体制を拡充し、カーボンニュートラルの実現につなげる。

 東風汽車との合弁会社「東風ホンダ」が新工場を立ち上げる。武漢の既存工場と同じ武漢経済開発区内に約63万平方㍍の敷地を新たに用意し、工場を新設する。組み立て工程を中心に業界最高水準の自動化率を目指すほか、再生可能エネルギーの活用やVOCの削減などの環境対応も進める。

 ホンダは21年10月に東風ホンダと広州ホンダにEV専用工場を新設する方針を発表しており、広州ホンダも24年に工場を立ち上げる見通し。