日産自動車は14日、「GT―R」の2022年モデルと新たに設定した特別仕様車「Tスペック」を10月下旬に発売すると発表した。Tスペックは走行性能を高めたほか、同モデルの旧型で人気だった「ミッドナイトパープル」を採用した点が特徴で100台限定で抽選販売する。
22年モデルに加え、軽快な乗り味の「プレミアムエディションTスペック」と走行性能を追求した「トラックエディションエンジニアード・バイ・ニスモTスペック」を発売する。
プレミアムエディションTスペックには専用の内装コーディションを施したほか、専用レイズ製アルミ鍛造ホイールを採用してバネ下重量を軽量化。トラックエディションのTスペックはカーボンルーフやカーボン製トランクリッドを特別装備した。Tスペックの名称は「『トレンドメーカー』と『トラクションマスター』というコンセプトを表した」(田村宏志開発責任者)という。カラーはミッドナイトパープルと「ミレニアムジェイド」の2色を展開。
価格はベース車が1082万8400円からで、Tスペックは1590万4900~1788万1600円(消費税込み)。15~29日まで抽選の申し込みを受け付ける。