排ガス浄化触媒などの開発、生産を手がけるキャタラー(砂川博明社長、静岡県掛川市)は、トヨタ自動車の燃料電池車(FCV)「ミライ」に電極触媒が継続採用され、量産を開始したと発表した。従来品に比べ触媒性能を大幅に高め、白金使用量を削減して車両コスト低減につなげた。ミライ向け電力触媒の生産は本社敷地内の専用工場で行い、生産工程の短縮や生産設備の自動化を…