部品メーカーを取り巻く経営環境に“逆風”が吹き始めている。これまで、アジア地区を中心に日系自動車メーカーの生産が拡大したことを受けて売上高、利益を伸ばしてきたが、石油を始めとする原材料高、サブプライムローン問題に端を発した米国経済の減速、不透明な為替動向など、部品メーカーの経営にとってはマイナス要因ばかりが並ぶ。新社長たちは厳しい船出になったよう…