スズキは5月30日、インドで生産する5ドア仕様の「ジムニーノマド」について、日本市場向けの供給台数を拡大すると発表した。現在の月間販売計画1200台に対して、7月より生産台数を約2.8倍となる月間約3300台まで引き上げる。これにより早期の受注再開を目指すとしている。
ジムニーノマドは、今年1月30日の発表直後から注文が殺到。月販1200台に対し、受注が5万台を超えたことから、2月3日から注文受付を停止している。
ジムニーノマドは、本格的な四輪駆動車として根強い人気を持つジムニーシリーズの5ドアモデル。海外市場で先行発売してきたが、日本市場でも1月末に発表し、4月3日から販売を開始した。
マルチ・スズキ・インディアのグルガオン工場(ハリヤナ州)で生産しており、日本市場向けもインドから輸入している。一方、3ドアの「ジムニーシエラ」や軽自動車の「ジムニー」は湖西工場(静岡県湖西市)で生産している。
(2025/5/30更新)