財務省参与を務める原丈人氏は「公益資本主義」という新しい概念を提言する。これは「会社は社会の公器である」という考えに基づいて「社会への貢献を企業存続の大きな目的」とする考え方だ◆日本能率協会が上場企業の新任役員を対象に実施した調査の結果によると、現在の会社の取り組み姿勢として「無駄の削減」や「正規社員の活用」「従業員重視」といった項目への意識が高…