インドネシアの道路状況をセンシングするセンサユニット
村田製作所は、交通量を見える化するトラフィックカウンタシステムによるデータ提供サービスを、現地サービスプロバイダを通じてインドネシアで４月から開始すると発表した。データ提供サービスはタイやマレーシアなどアセアン地域でも展開していく。
同システムは高精度センシングが可能なライダー（レーザースキャナー）技術をメインセンサーとして活用することで、交通量に加え、乗用車・大型車など車種別に情報を分類した交通データを安定的に生成することが可能になる。これによって、平日の通勤時間帯にビジネスマン向け広告など、時間帯や車種情報を考慮した戦略的なターゲット広告などを展開できる。
また、地域の交通量を見える化することで、ショッピングモールの建設場所の選定など、都市計画策定の参考情報としての利用も見込んでいる。
