中期的に内燃機関(エンジン)車両の販売〝禁止〟を打ち出す国が相次ぐ。しかし、現段階では政策的なメッセージに過ぎず、環境対策としても道半ばだ。現実は地域の電源構成や用途、購買力などに応じ、エンジンを含めたさまざまなパワートレインが共存する公算が大きい。〝エンジン禁止〟を最初に謳(うた)ったのは4年前のインドだが、3年前の英仏首脳による発言をメディア…