2010年末に日産自動車が初の量産電気自動車(EV)「リーフ」を世に送り出してから10年。この間、日産は航続距離や充電インフラ、内燃機関と比べて割高な価格といったEVに関わる課題と向き合い続けた。その日産が10年間の〝解〟として新型EV「アリア」を投入する。環境規制の厳格化を背景にEVの投入を急ぐ欧米勢との競争環境は厳しいが、日産には苦悩しながら…