両毛システムズは、ソフトバンクとトヨタ自動車などの合弁会社MONET(モネ)テクノロジーズが設立した「MONETコンソーシアム」に加盟したと発表した。今後、加盟企業と連携しながら次世代モビリティサービスの創造や、移動に関する社会課題解決を目指す。

両毛システムズは、IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)などのデジタル技術を活用して、地方自治体が取り組む地域の機能やサービスの効率化・高度化、生活の利便性向上を支援している。2006年からは自動車の電子制御システムの複雑化を見据えて組込分野に参入、モデルベース開発や機能安全をコア技術として、自動車メーカー・サプライヤーの開発力向上の支援にも取り組んでいる。

今後、群馬大学と共同研究している完全自律型自動運転の技術力向上を図りながら、MONETコンソーシアム加盟企業と連携して次世代モビリティサービスの創造や、社会課題を解決する移動サービスの実用化を目指す。

MONETコンソーシアムは、企業間の連携を推進して多様な業界・業種の企業と、自動運転を見据えたMaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)事業の開発を推進するために設立された。