広島電鉄

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120191213436843.pdf


広島電鉄は12月16日、広島県内で、小規模で移動する旅客需要に対応するため、区域型乗合運行や都市型ハイヤー事業を行う子会社を設立すると発表した。

新会社は「ひろでんモビリティサービス」(仮称)。資本金は3000万円で、広島電鉄が全額出資する。年内に都市型ハイヤーに限定した一般乗用旅客自動車運送事業の許可を国土交通省に申請して2020年2月に設立する。

新会社はAI(人工知能)活用型オンデマンド交通などで交通空白地域や中山間地域の公共交通を補完するサービスの提供を目指す。また、都市型ハイヤーにより小規模グループで移動する観光客やビジネスなどの需要に対応する小規模旅客輸送事業も展開する。

2020年5月を予定する新会社の稼働後は、広島電鉄グループのバス事業や旅行業を運営している子会社とも連携しながら事業の拡大を図る意向だ。