ご承知のように自動車工業会は、今年度の新車販売見通しを、個人消費の伸び悩みから前年度比8%減の430万台と発表している。本年も前半が経過したが、1~3月は前年比30%減、4月以降はグリーン税制等による需要の多少の持ち直し、年央以降は実体経済が底を脱し実需がそれなりに回復することが想定されている。とはいえ景気の動向は、まさに有事の時でありながら、本…